MEDICAL
診療案内

マウスピース型矯正(インビザライン)

治療中でも気にならない矯正装置

大切な歯を守るために

矯正治療を希望される患者様のなかで特に多いお悩みが、「矯正治療中の見た目が気になる」というご相談です。
ブラケットと呼ばれる金属装置を用いた治療では、装置を歯の表面に取り付けるため、口を開けるたびに見えてしまい、見た目がコンプレックスになる方もいらっしゃいます。
そのようなお悩みをお持ちの患者様にオススメの治療法が、マウスピース型の矯正装置を使用するインビザラインです。

マウスピースは透明になっており、装着時に目立ちにくいことが特徴的です。
当クリニックでは、治療中の見た目が気になる方や人と話す機会が多い方、営業職の方などにインビザラインを用いた矯正治療をお勧めしております。

インビザラインとは

インビザラインとは、アメリカのアライン・テクノロジー社が開発した、マウスピース型の装置を使用する矯正治療法です。マウスピースの作製はオーダーメイドで行い、患者様のお口にピッタリと合う装置になっており、治療期間中のストレスが少ないといわれております。目立ちにくさはもちろん、取り外しが自由なので食事や歯磨きの妨げになりにくく、日常生活に支障をきたす心配がほとんどありません。金属も一切使用しておらず、金属アレルギーをお持ちの患者様も安心です。見た目を気にすることなく治療に取り組めるので、ご自身の素敵な笑顔はそのままに、気になる歯並びを少しずつ変えてみませんか?

※装着時間をきちんと守らないと効果が出にくいことがあります。

インビザラインの特徴
目立ちにくい

インビザラインで使用するマウスピースは、透明かつ非常に薄く作られていて装着時に目立ちにくく、周囲に矯正治療を知られる心配がほとんどありません。治療中の見た目が気になる方や、人前で話す機会が多い方にもお勧めです。

食事のときは装置を外せる

マウスピースは必要に応じて、自由に取り外し可能です。食事の際は外せるので、装置の間に食べ物が挟まったり、歯磨きしにくくなったりする心配がほとんどなく、治療中の虫歯・歯周病予防にもつながります。

治療の段階に合わせて新しい装置に

マウスピースは治療の段階ごとに、形の異なる新しいものに交換していきます。少しずつ歯を動かしていくので、痛みが少ないことが特徴です。マウスピースの交換はご自身で行っていただくため、適切な自己管理ができていないと治療の効果が得にくくなり、注意が必要です。

金属による悩みも解消

マウスピースはプラスチック製であり、金属が一切使われていません。金属アレルギーをお持ちの方でも安心して治療に取り組んでいただけるのが、インビザラインのメリットでもあります。

当クリニックのマウスピース型矯正(インビザライン)

iTero(アイテロ)

iTeroはペン型の光学スキャナーです。スキャンしたデータは3Dとしてデジタル化でき、歯並びの状態や歯の形まで精密に再現できます。シリコンを用いた従来のような型取りが必要なく、患者様の体にかかる負担が少ないのです。 撮影したデータをもとに、治療開始から終了までのシミュレーションを行い、患者様専用のマウスピースの作製へと進んでいきます。当クリニックでもiTeroを積極的に活用し、より快適な矯正治療に取り組めるようにサポートしております。

iTeroの特徴
  • 精密に歯型が取れる
  • 口腔内のデジタル化により、矯正治療後の歯並びが確認できる
  • 歯型取りが苦手な方・嘔吐反射が強い方でも型取りができる
治療の流れ
  • STEP 1カウンセリング
    まずはカウンセリング行います。治療に対して不安や疑問に思っていることなどをお話しください。
  • STEP 2精密検査
    口腔内の写真やレントゲン撮影、CT撮影などを行い、口腔中の詳しい情報を集めます。検査結果をもとに、患者さんに合わせた治療計画を立案します。
  • STEP 3スキャン
    iTeroでお口の中を撮影します。精密な歯型のデータを採得するために、噛み合う歯などお口全体を撮影していきます。
  • STEP 4シミュレーション
    インビザラインによってどのように歯が動いていくのかを、シミュレーションします。治療後にどのような歯並びになるかを事前に確認して治療計画を立てます。
  • STEP 5治療開始
    使用するアライナーが完成したら、治療が始まります。上手く装着できているかなどは、通院の際にチェックします。
  • STEP 6保定期間
    1年半から2年半ほどで、すべてのアライナーの装着が終わります。それから動いた歯が後戻りをしないように保定装置(リテーナー)を装着する保定期間に入ります。
料金表
  • インビザライン

    ¥880,000~

  • インビザラインGO

    ¥495,000~

成人矯正

歯並びが気になる方へ

歯並びが悪いと見た目の印象に悪影響を及ぼし、食べ物の噛みにくさや歯磨きのしづらさ、虫歯や歯周病になりやすくなるなど、さまざまなお口のトラブルを引き起こす原因になります。
噛み合わせのバランスも崩れやすく、筋肉や骨格の発育が阻害される恐れもあるのです。

このようなトラブルを防ぐためにも、矯正治療を通じて正しい歯並びと噛み合わせを手に入れましょう。
口元や顎の輪郭が美しくなり、自分の笑顔に自信が持てるようになる方も多くいらっしゃいます。

矯正歯科に年齢制限は特にございませんので、歯並びでお悩みの場合は一人で悩まず、当クリニックにお気軽にご相談ください。

治した方がいい歯並び

過蓋咬合
上顎前突
下顎前突
空隙歯並び
叢生(そうせい)
開咬

患者さんの希望と症状に合わせた提案を

当クリニックでは、患者さんに合わせた治療計画をご提案しています。矯正治療に関して、費用や期間の他にも様々な不安を抱えている方も多いと思いますので、その不安を少しでも解消できるよう、カウンセリングを丁寧に行っています。

大人になってから矯正を始める人が増えています

幼少期に解決できなかった歯並びのお悩みを、大人になってから矯正治療に取り組まれる患者様が増えています。
20代~30代を中心に、最近では40代~50代以上の噛み合わせに悩む患者様の治療も行っております。

矯正治療に年齢による遅さはなく、ご自身が治療に対して関心を持ち、「歯並びを治したい」と思ったときが治療を始める適切なタイミングだと、当クリニックでは考えております。

予防を考慮した矯正治療

歯並びが悪いと歯ブラシの毛先が届きにくくなり、磨き残しが増えて虫歯や歯周病の原因になります。矯正治療を通じて歯並びが改善し、正しい歯磨きができるようになると、磨き残しが減って虫歯や歯周病の予防につながるのです。特に、矯正器具の装着時には歯が磨きにくくなるデメリットがあるので、より入念なお口のケアが必要になります。当クリニックでは治療中や治療後も、定期的なメインテナンスを通じて患者様のお口の健康をサポートしてまいります。

当クリニックでご紹介している矯正装置

メタルブラケット

歯の表面にブラケットという金属の装置を取り付け、間に通したワイヤーの弾性を利用して歯を移動させる治療法です。金属製のため壊れにくく、幅広い症例に対応しています。

クリアブラケット

装置が金属ではなく、透明なタイプになっています。金属のように目立つ心配が少なく、矯正治療の見た目が気になる患者様にお勧めです。金属不使用ですので、金属アレルギーをお持ちの患者様も、安心して治療に取り組めます。

料金表

  • 成人矯正

    ¥880,000~

小児・予防矯正

生えてくる永久歯のために

良い歯並びになるための軌道修正

軟らかい食べ物を中心とする食生活が増えた結果、最近の子どもたちは以前と比べて顎が小さくなったといわれております。顎が鍛えられていないにもかかわらず、その少ないスペースに乳歯よりもサイズが大きい永久歯が生えてきます。スペースが足りないため歯がデコボコに生えてしまい、結果として歯並びや噛み合わせが悪くなってしまうのです。乳歯が残っているお子様の場合は、顎の成長スピードをコントロールしながら治療ができ、永久歯のスムーズな生え変わりをサポートできます。
※プレオルソや拡大床は、お子様が自分で外してしまうことがあるので、注意が必要です。

プレオルソ
拡大床
ワイヤー矯正

予防矯正

当クリニックでは、予防矯正・矯正治療後の後戻り防止のためのMFT(口腔筋機能療法)を導入しております。
MFTとは簡単に言うと【お口の筋トレ】です。
歯並びが悪くなる原因となってしまう悪い癖を取り除き、良い癖を身につけることで悪い歯並びになるのを未然に防いでくれます。

そして高いお金をかけて矯正治療で一度綺麗な歯並びにしても歯並びが悪くなった原因の癖が残っていると後戻りしてしまうことも多くあります。
MFTはこういった矯正治療後の後戻りもよい癖を身につけることで防ぐことが出来ます。
料金や詳しい治療の流れはこちらをご参照ください。

プレオルソ

プレオルソは、取り外し可能な機能的マウスピース型の矯正装置を用いて、4歳から9歳の小児の歯並びを改善する治療法です。
従来の矯正治療とは異なり、歯を直接動かすのではなく、口周りの筋肉を強化することで、歯並びの悪化の原因を解消することが特徴です。
装着時間は日中の1~2時間と就寝時のみであり、食事や歯磨きの際には簡単に取り外せるため、お子様の違和感や不快感を軽減します。また、柔らかい素材で作られているため、装着を嫌がることが少ないという利点もあります。

床矯正

「床矯正」とは、歯列を整えるために抜歯を行うことなく、顎を広げて歯を整える治療法です。この方法では、取り外し可能な装置を使用するため、衛生面に配慮することができます。また、顎の成長を活用する矯正法であるため、適用できる時期が限られており、早期に歯科医師に相談することが重要です。
・抜歯を必要としないため、患者様の負担が軽減されます。
・取り外しが可能なため、日常の食事や歯磨きが通常通り行えます。
・強い力で歯を動かすことがないため、治療中の痛みを軽減することができます。
・一般的なワイヤー矯正に比べて費用を抑えることが可能です。

予防歯科

大切な歯を守るために

歯科医院は「歯が痛くなってから通うもの」と思われている方も多いのではないでしょうか? しかし、歯が痛いと感じる時は、すでに症状が進行しており歯を削るか、抜かなければならないということも少なくありません。早期発見・治療することが大切な歯を守るためには重要です。痛くなる前に歯科医院へ通って、自分の歯を「守る治療」を今から始めましょう。

80歳で平均何本歯が残っているか、ご存じですか?

日本人は歯に対する意識が低く、「年齢を重ねれば歯も悪くなる」という考え方が多い結果、80歳の平均残存歯数は6本しかないという厚生労働省の調査があります。一方、欧米や北欧などの国々は予防意識が非常に高く、80歳でも20本以上の歯が残っている方も多くいらっしゃいます。

天然の歯を残すためには、定期的な健診とクリーニングが大切

「歯医者は虫歯になってから行くところ」という考えのままでは、治療のたびに歯を削ることになり、健康な歯はいずれ失われてしまいます。

そのような状況を避けるために意識していただきたいのが、「虫歯や歯周病を防ぐ目的として歯医者に行く」という考え方です。専門の器具を用いた歯のクリーニングを歯科クリニックで受けていただくと、口腔内の細菌量が減り、虫歯や歯周病などの影響を受けにくい状態になります。定期的に来院していただくことで、虫歯や歯周病が見つかっても初期段階で治療できるケースが多く、早期改善できる期待が高まります。予防を重視した当クリニックのクリーニングをきっかけに、健康なお口づくりに一緒になって取り組みましょう。

予防をおすすめする理由

早期発見・早期治療ができる

定期的に通うことで、虫歯や歯周病になっても早期発見・早期治療をすることで複雑な治療になりにくいです。そのため、治療期間の短縮ができ、トータルで考えると治療費を安く抑えられます。

お口を清潔に保つことができる

歯科衛生士が行うプロケアは、普段のホームケアでは落としきれない汚れを落とすことができます。定期的に行うことで、歯垢がつきにくくなることが期待できます。

自分の歯で食事が楽しめる

お口の健康な状態を維持することが習慣化することで、歯を守ることができます。そのため、ご自分の歯でしっかり噛むことができるのです。

当クリニックの予防プログラム「CAMBRA」

患者さん一人ひとりに合わせた予防を

欧米の約70%の歯科大学で採用されている予防プログラムです。専用の問診シートに記入して、検査機器でチェックすると患者さん一人ひとりに必要な予防法が見えてきます。診断の結果も当日にわかるため、予防をしよう!という患者さんのやる気を維持しやすいです。大人の方と子どもでは、予防のプログラムは違うので、年齢に合わせた予防法も実践できます。

唾液検査

カリスクリーンという電子キットでむし歯菌の種類を検査できます。検査には時間もかからないので、すぐにお口の環境を知ることが可能です。

専用のリスク評価

むし歯を防ぐためには「むし歯にする菌」と「むし歯を抑える菌」のバランスが必要です。そのバランスと、むし歯になりにくい状態を保つための管理方法をご提案します。

PMTC(クリーニング)

プロケアの1つである「PMTC」をします。お子さんにはむし歯菌を抑えるためのフッ素塗布、奥歯の凸凹を埋めてリスク回避するシーラントを行います。

予防プログラムの流れ

当クリニックでは治療の前に必ず精密検査を行い、患者様の虫歯や歯周病リスクを明らかにしてから、一人ひとりの症例に合わせた予防プログラムをご案内しております。ご自身のお口の現状を知り、予防意識をより高めるためにも、予防プログラムの受診がお勧めです。

大人の方の歯科予防

大人の患者様の多くは、虫歯よりも歯周病に感染している恐れがあります。歯周病は自覚症状がほとんどなく、重症化しやすい病気です。検査から早期発見・早期治療をめざし、予防を重視した治療で症状の改善をサポートいたします。

  • STEP 1問診票の記入
    患者さんのご希望や気になる箇所などをご記入いただきます。
  • STEP 2口腔内の検査
    だ液検査や専用の問診シートで体質やリスク評価を行います。
  • STEP 3応急処置(必要な場合)
    痛みが強いなどの症状がある場合は、必要に応じて応急処置を行います。
  • STEP 4お口のクリーニング
    予防のプロである歯科衛生士が専用の機械を使ってお口の中のクリーニングを行います。
  • STEP 5ホームケアに関する指導
    ブラッシング指導やダラダラ食べの注意など、むし歯になるリスクを減らすライフスタイルをご指導させていただきます。
  • STEP 6定期的なメインテナンス
    定期的にメインテナンスに通って、健康なお口を維持できるようにしましょう。

お子さんの歯科予防

歯科医院には歯を削る、歯を抜くなど「痛い・怖い」というイメージを持ってしまうお子さんも多いかと思います。そのため、付き添いの親御さんも通院が大変なこともあるでしょう。
しかし、歯科予防は痛みのない治療がほとんどです。「痛くない治療」「お口の中がすっきりして気持ちいい」という認識がお子さんの中に生まれれば、歯科医院に行くのも怖くなくなるはずです。
当院の歯科予防は0歳の赤ちゃんから始めることができます。小さい頃から歯医者さんに通う習慣をつけると、大人になってからも歯科医院に疑問なく通うことができます。お子さんの健康を一生涯守るために、今から歯科予防を始めましょう。

  • STEP 1問診票の記入
    問診票の記入の他に、保護者の方が不安に思うことなどをお伺いいたします。
  • STEP 2口腔内の検査
    だ液検査、リスク評価をし、その結果を保護者の方にご説明します。
  • STEP 3応急処置(必要な場合)
    痛みが強いなどの症状がある場合は、必要に応じて応急処置を行います。
  • STEP 4お口のクリーニング
    お口の中をクリーニングした後は、歯面にフッ素塗布、奥歯の凸凹を埋めるシーラントを行います。
  • STEP 5ホームケアに関する指導
    お子さんと保護者の方へ正しい歯磨きの仕方や理想的な食生活についてご説明いたします。
  • STEP 6定期的なメインテナンス
    小さい頃から歯科医院へ通う習慣がつくと、大人になってからも健康なお口を維持できます。

小児歯科

トラウマにしない、お子さんの気持ちに寄り添う診療

お子さんの治療は歯科医院に慣れることから始めます。
どんなお子さんでも、最初から大人のように診療を受けられる子はいません。ゆっくり時間をかけて信頼関係を築いてから、本格的な歯科治療を始めます。
まだ歯が生えたばかりのお子さんも、生涯を通して歯科医院に通う習慣を持ってもらうために、工夫しながら診療を行います。
お子さんのお口の健康も当クリニックにお任せください。

生えたての歯はとてもデリケート

小児歯科では乳歯が生えてきた頃から永久歯に生え揃うまで、お子さんの大切な歯をむし歯から守り、正しい歯並びや咬み合わせを作ることをめざします。 一人ひとりのお口の健康に寄り添い、お子さんにありがちな外傷の治療や食事指導など、成長期の健やかな成長をサポートしてまいりますので、お口に関するお悩みやご相談は当クリニックにお問い合わせください。

乳歯のときからむし歯予防を
歯磨き指導

むし歯の予防には、磨き残しの少ない正しい歯磨きが大切です。当クリニックの歯科衛生士が中心となり、お口の状態に合わせた歯磨きのやり方を丁寧にアドバイスしております。

フッ素塗布

フッ素には歯質を強化する有効成分が含まれており、むし歯を予防する効果が期待できます。乳歯の歯質は永久歯に比べて安定しておらず、むし歯になりやすく進行も非常に早いといわれております。定期的なフッ素塗布に取り組み、むし歯から乳歯を守りましょう。

シーラント

歯ブラシの毛先が届きにくい奥歯の溝に、歯科用樹脂を流し込んで固めて汚れを溜まりにくくする治療法です。6歳臼歯という最も早く生えてくる永久歯のむし歯予防におすすめです。

一般歯科

むし歯の治療

早期発見早期治療が大切です

むし歯・歯周病は自然に治るものと思っていませんか?
むし歯や歯周病は放置して治ることはありません。かかってしまったらなるべく早めに治療を行うことが大切です。
耐えられないほどの痛みになってから、ご来院される患者さんもいらっしゃいますが、その時には症状がかなり進行していることもあります。少しでも歯に違和感を感じたら、早めに受診しましょう。

むし歯の進行
C1

歯の表面に小さな穴があき、黒く変色している状態です。痛みなどの自覚症状はありませんが、状態によっては、むし歯になった箇所を削ります。

C2

むし歯が歯の外側のエナメル質に穴を開けて、内側の象牙質まで進行した状態で、痛みなどの自覚症状が出るようになります。

C3

むし歯が歯の神経にまで達した状態で、痛みが出るようになります。歯の神経まで感染すると歯髄炎となるため、根管治療が必要になります。

C4

歯の上の部分が溶けてしまい歯の根っこだけが残された状態です。ここまで進行すると抜歯になるケースも多く、歯を補う治療が必要となります。

歯周病治療

歯周病治療

歯周病とは歯周病菌を原因としており、歯ぐきの炎症や歯を支えている骨を溶かしてしまう病気で、日本人の成人の約80%が罹患しているといわれています。骨が破壊されると歯がグラグラと動くようになれば、最終的に抜け落ちてしまう恐れもあります。加齢や病気などにより体の抵抗力が弱まると、歯周病の発症や進行を引き起こしやすくなるため、注意が必要です。歯周病を防ぐには、正しいセルフケアを日々続けることに加えて、歯科クリニックでの定期的なメインテナンスの受診がお勧めです。

歯周病の進行
歯肉炎

歯垢(プラーク)が歯と歯茎の境目である歯周ポケットに溜まり、炎症を起こしている状態です。なかなか症状に気付くことができず、放置してしまいがちです。

軽度歯周炎

歯を支える骨(歯槽骨)が溶け始めるのが特徴です。歯周ポケットも2~4mmと徐々に深くなり、よりプラーク・歯石が溜まりやすい傾向にあります。

中度歯周炎

歯周ポケットが4~6mmと深くなり、プラークや歯石が奥まで溜まっています。歯槽骨が溶け、人によっては歯がぐらぐらし始めます。

重度歯周炎

歯周ポケットは6mm以上と非常に深く歯槽骨がほとんど溶けている状態です。プラーク・歯石が大量に付着しているため、口臭もひどくなっていることがほとんどで、最終的に歯が抜けてしまいます。

根管治療

神経の治療を行います

歯の内部には、神経や血管が集まる根管という小さな管があり、むし歯が進行すると根管内部がむし歯菌に感染してしまう恐れがあります。その際、ご自身の歯を維持するには、根管治療を通じて内部に溜まった汚染物質を徹底的に取り除くことが大切です。

根管治療の流れ
  • STEP 1歯の状況をチェック
    神経部分まで侵された歯の入り口から確認していきます。
  • STEP 2治療箇所の調整
    神経の部分が確認できるよう、歯を少しづつ削っていきます。
  • STEP 3汚染物質の除去
    リーマーやファイルという専用の治療器具で、歯の神経のむし歯菌に侵された部分除去していきます。
  • STEP 4根管内の消毒
    綺麗に清掃された後の根管内を消毒していきます。
  • STEP 5薬剤の充填
    さらに無菌状態を維持するための治療用の薬剤を充填します。
  • STEP 6被せ物の取り付け
    薬剤の充填後、封をし、密閉し、被せ物をして、再び噛めるように施します。

マタニティ歯科

マイナス1歳からの歯科予防

マタニティ歯科とは、妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんを対象にした歯科治療です。
妊娠中はつわりなどで、歯磨きができないお母さんも多いのではないでしょうか?
妊娠すると、急激にホルモンのバランスが変わることで、お口の中はむし歯・歯周病になりやすくなります。

むし歯・歯周病を放置してしまうと、早産、低体重出産や流産のリスクが高まるので、妊娠をしたらできるだけ早めに歯科医院に通って、必要な診療を受けるようにしましょう。

お母さんに知っておいてほしいこと

生まれたばかりの赤ちゃんのお口にむし歯はありませんが、むし歯ができてしまう理由は親御さんの何気ないスキンシップのなかに隠されています。噛み与えや同じ食器の共有、キスなどにより、親御さんの口腔内のむし歯菌が赤ちゃんに移ってしまうのです。特に親御さんがむし歯でお悩みの場合は、赤ちゃんがむし歯になる確率も高まります。乳歯が生え揃う2歳前後から3歳頃までの間は、特にむし歯菌(ミュータンス菌)による影響を受けやすいといわれております。お子さんの大切な乳歯を健やかに育てるためにも、離乳食から幼児食に切り替わる時期でもありますが、むし歯予防の正しい知識を親御さんが持つように努めましょう。

ママ・プレママ教室

早く赤ちゃんに会いたい!
生まれてくる赤ちゃんが元気で健康に育ってくれたらいいな。
でも実際生まれてから赤ちゃんを育てるのは大変で、毎日初めてのことでわからないことだらけ・・・
歯科に関することで心配事といえば、“歯並び”ではないでしょうか?
悪い歯並びって遺伝するの?指しゃぶりをしているけど歯並びに影響しないかな?とご相談を受けることも少なくないです。
そんな心配事を払拭する為、【お口育てでお子さまの全身健康づくり】をコンセプトに歯並びを良くし、体の健康をつくるためのノウハウを母親教室でお伝えしております。
何事も予防や早期発見の時代です。赤ちゃんのためにもぜひ一度お話を聞いてみてくださいね。

当クリニックの取り組み

時期に応じた治療を

妊娠初期
4ヶ月(15週まで)

妊娠初期は胎児への影響に配慮し、特に慎重な治療の提供に努めております。歯の痛みや腫れがひどい場合は応急処置を行いますが、つわりがつらい場合は無理をしないようにしましょう。専門的な治療が必要な症例があれば、可能な限り安定期に入ってから行います。

妊娠中期
5ヶ月〜7ヶ月(16〜27週)

安定期に入っている場合は、さまざまな症例に対応した治療の提供が可能です。麻酔が必要でも局所麻酔のため、胎児に影響を与える心配がほとんどありません。レントゲン撮影や薬物療法に関しては必要に応じて行いますが、母体と胎児にかける負担をできるだけ少なくした治療の提供を第一にしております。

妊娠後期
8ヶ月以降(28週以降)

妊娠後期になるとお腹も大きくなり、仰向けの状態を維持するのが難しくなります。トラブルにより早産のリスクも高まるため、応急処置が中心となり、本格的な治療は出産後に行うケースがほとんどです。

産後のお母さんも安心してご来院ください

お子さん連れのお母さんが通いやすいように、様々な工夫をしております。院内はバリアフリー設計なので、ベビーカー・土足での入室が可能です。また、授乳やおむつ替えができる個室もご用意しております。ぜひ、ご利用ください。

設備紹介

口腔外科

歯・歯ぐき以外の治療もお任せください

口腔外科は歯・歯ぐき以外の顔面、頬、舌、顎など、お口全体を診ることができる診療科目です。
事故・スポーツでケガをした、親知らずを抜歯してほしい、できものができた、口が開かないなど、「歯科医院でいいの?」と思う症状も診察いたします。
歯が折れたなど、緊急性のある場合は、まずは一度ご連絡ください。

顎関節症

噛み合わせが原因かもしれません

「口を開けにくい」「こめかみのあたりからカクカクと音が鳴る」などの症状がある場合、顎関節症の疑いがあります。顎関節症とは歯ぎしりや食いしばりなど、顎に強い力がかかることで筋肉や顎関節に大きな負荷がかかり、噛み合わせのバランスが崩れてしまう病気です。噛み合わせの不良が原因による傷ができると、その傷口から細菌が繁殖して歯を支えている歯槽骨が破壊されてしまう恐れがあります。破壊された箇所には汚れや細菌が溜まり、細菌の繁殖が原因で歯周病を引き起こす可能性があるのです。

顎関節症と歯周病は密接に関係しており、当クリニックでは歯周病の有無や噛み合わせの状態などを検査から明らかにし、総合的な診断と治療で症状の回復をめざしております。

主な治療方法

運動療法

口をまっすぐ開けたり、大きく開ける練習(開口訓練)をするなど、顎の運動を行います。

マウスピース

噛み合わせの状態と顎関節症との関係を確認したうえで、マウスピースを作ります。就寝中に装着することで、顎関節周辺や咀嚼筋の緊張をやわらげることを期待します。

スプリント

歯を覆って顎の関節を本来の位置に誘導するために装置を使用します。スプリントは、噛み合わせを安定させたり、歯ぎしりや食いしばりによって顎関節や筋肉にかかる負担を軽減させます。

親知らずの抜歯について

親知らずは智歯や第3大臼歯ともいわれており、10代後半から20代にかけて最も遅く生えてくる永久歯です。しかし、完全に生えきらなかったり歯ぐきの下に埋もれたままだったり、斜めに生えてきたりするケースがあります。特異的な生え方をしてしまうと、歯磨きをしても磨き残しが出やすくなり、細菌によるむし歯や歯周病、歯ぐきの炎症に伴う痛みや腫れ、口臭の原因にもなるのです。

抜いた方がいい親知らず

前の歯を押している

前歯の歯並びを悪くしたり、噛み合わせに変化をおこしたりするので、顎関節への悪影響を及ぼすことがあります。

虫歯・歯周病になっている

親知らずと手前の歯の間が磨きにくいため、汚れがたまりやすくなり、手前の歯も虫歯や歯周病になる危険性が高いです。

歯茎がかぶっている

きちんと生えてこないことで歯と歯茎の隙間から汚れが入り込み、炎症を引き起こしてしまうことで腫れたり痛みがでたりします。

抜歯後の注意

強くうがいをしない

抜歯した箇所には血液が溜まり、固まることで傷が段々と治っていきます。その血をうがいなどで洗い流してしまうと治癒しにくくなり、露出した骨に細菌感染を引き起こすドライソケットのリスクが高まります。

麻酔が切れるまで気を付ける

麻酔で感覚が鈍い状態で唇を無意識に噛んでしまうと、後で痛みが出る場合があるので要注意です。

処方された薬の服用を守る

術後感染を予防するために抗生剤の服用を勧めています。痛みの有無にかかわらず、必ず服用するようにしてください。

飲酒や激しい運動は避ける

血圧が上がると、親知らずを抜いた部分から出血する可能性があります。

粘膜疾患

歯以外のお口のお悩みもご相談ください

事故・スポーツでケガをした、口内炎のようなものが治らない、口が開かないなどの症状も診察いたします。歯が折れたなど、緊急性のある場合以外でも、お気軽にお問合せください。

主な粘膜疾患

口腔粘膜疾患(口内炎)

口腔内の粘膜が赤色や白色に変色している状態です。粘膜の表面に水ぶくれができ、触ると痛みが生じることもあります。口内炎が特に身近な症例ですが、なかには重症化しやすい病気もあり、早期発見と早期治療が大切です。

良性腫瘍

歯ぐきや粘膜に現れたできものやしこりは、良性腫瘍の可能性があります。基本的には外科処置による切除で様子を見ますが、なかには悪性腫瘍に伴う口腔がんを発症するケースもあります。

外傷

スポーツ中のケガや交通事故などの衝撃が原因で、歯が欠けたり折れたり、抜け落ちてしまう恐れがあります。歯に加えて、唇や頬の粘膜が傷ついている場合は、止血等の応急処置を行って回復をめざします。

審美歯科

自信を持てる笑顔に

審美治療では、美しい口元づくりに着目した治療を行っております。
天然歯と同じような歯科素材を使用して歯の色や形、歯並びや噛み合わせなど、見た目の美しさと機能性の両立をめざします。
歯に関するコンプレックスの解決を一緒にめざし、患者さんが笑顔で暮らせる毎日をサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。

セラミック

見た目を良くするセラミック治療

むし歯で歯を削った後は、何かしらの歯科素材を用いて歯の形や機能を回復します。保険診療の場合は、歯科用プラスチックのレジンを使用しますが、経年劣化によって変色や耐久性が低くなりやすい素材です。銀歯においては唾液によって金属イオンが口腔内に溶け出し、歯ぐきの変色や歯科金属アレルギーのリスクを高める恐れがあります。

当クリニックでは自費診療になりますが、天然歯により近い見た目の美しさと機能性を併せ持つ、セラミックのご提供が可能です。自然な見た目の仕上がりと正しい噛み合わせも重視し、機能性の向上をめざした治療を行っております。ご相談は無料ですので、いつでもお気軽にお問い合わせください。

当クリニックのセラミック

当クリニックのセラミックはemaxを始めとした素材を取り扱っております。患者様のお口の環境や症例によって、一番合っているものをご提案します。料金も詰め物(インレー)は60,500円、被せ物(クラウン)は121,000円とそれぞれ税込みの一律料金となっています。

※健康保険の適用外です。素材によっては、強い衝撃を与えすぎると破損する場合があります。

歯科技工士が立ち会います

前歯の治療の際に、シビアな状況であれば口腔写真の撮影から、お口にセットするときまで、テクニシャンと呼ばれる歯科技工士が立ち合いを行います。詰め物や被せ物は素材が良ければ良いというものでもありません。患者様のお口に合っていること、虫歯などの病気の再発がないように隙間を作らないことなどにこだわっています。

ホワイトニング

白い歯で自信を持てる笑顔に

ホワイトニングは食べ物やタバコのヤニ、加齢などで黄ばんだ歯を白くするための治療です。専用の薬剤を歯面に塗布して治療をするので、歯を傷つけたり、寿命を短くしてしまう心配もありません。 当院では短時間で効果を実感できるオフィスホワイトニングと長期間効果が得られるホームホワイトニングの2種類から患者さんにお選びいただけます。

ホワイトニングの種類

オフィスホワイトニング

歯科クリニックで行うホワイトニングが、オフィスホワイトニングです。ホワイトニング剤を歯の表面に塗布した後、特殊な光を照射すると着色成分が分解されて歯の白さを引き出します。施術は歯科医師や歯科衛生士が担当するので、色むらが少なくて美しい仕上がりが期待できます。万が一のトラブルにもすぐに対応でき、患者さんも安心です。

※歯の白さを保つには、繰り返しの来院が必要になります。

ホームホワイトニング

ご自宅などで取り組めるのが、ホームホワイトニングの魅力です。事前に製作した患者さんの歯型に合わせた専用のマウスピースに、ご自身で薬剤を注入して毎日一定の時間で装着していただきます。薬剤の有効成分がゆっくりと歯の内側に浸透し、着色成分を分解してくれるのです。治療期間はやや長めですが、治療後のホワイトニング効果が持続しやすいという特徴があります。

※オフィスホワイトニングに比べ、一回の使用時間が長くなり、効果が見られるまで時間がかかります。

料金表

  • オフィスホワイトニング

    ¥49,500

  • ホームホワイトニング

    ¥38,500

  • デュアルホワイトニング(オフィスとホームの両方)

    ¥66,000

ガムピーリング

歯肉の黒ずみをきれいにしたい方に

喫煙によるニコチンや口呼吸による乾燥などが原因で、口腔内はメラニン色素が生成されやすい状態になります。歯ぐきに色素が沈着すると黒ずみができたようになり、不健康な印象を与えてしまいかねません。
ガムピーリングは、黒ずんだ歯ぐきを本来の健康なピンク色に戻してあげる治療法です。メラニン色素の影響を受けているのは、組織の表面がほとんどですので、専用の薬剤を使用することにより色素の除去が可能です。

※施術後は歯ぐきの皮膚が再生するまでの間は、刺激物をさけたり歯磨きの際に歯ぐきを傷つけないように気をつける必要があります。

ガムピーリングの流れ

  1. Step01カウンセリング&口腔内チェック

    ガムピーリングを始める前に、カウンセリングと口内環境のチェックをします。

  2. Step02表面麻酔

    薬剤の刺激により、治療中は歯ぐきがピリピリとした感覚を覚えるときがあります。治療前には表面麻酔を塗布し、痛みを感じにくい状態にします。

  3. Step03炭酸ガスレーザーで治療

    炭酸ガスレーザーを照射し、歯ぐきの黒ずみを丁寧に除去していきます。事前に表面麻酔を施してあるので、治療中の痛みはほとんどありません。

料金表

  • ガムピーリング

    ¥33,000

インプラント

食べる、しゃべる、笑うをありのままに

インプラントは失ってしまった歯の部分に、金属を埋めこみ人工で作った歯を固定する治療です。
歯の根を人工的につくることで、自分の歯と劣らない機能性があります。見た目も自分の歯とほとんど変わらないため、「第2の永久歯」とも呼ばれています。
入れ歯・ブリッジが合わずに悩んでいる方は、ぜひインプラントをご検討ください。

失った歯をそのままにしていませんか?

インプラントはあごの骨に直接固定するのでずれにくく、しっかり噛めるというメリットがあります。反面、手術が必要であること、ケアがしっかりできないと状態が悪化しやすいというデメリットもあります。

また、自由診療になるので、費用面を気にしてためらっている方も多いでしょう。当院はインプラントのメリット・デメリットはもちろん、費用・期間についてもしっかりお伝えします。インプラントを検討されている方は、ぜひお気軽にご相談にいらしてください。

他の治療との比較

ブリッジ

歯を失った部分の両隣の歯を支えにして、そこに橋(ブリッジ)の様に、一体型の被せ物を装着する治療方法です。

Meritメリット
  • 固定されるためずれる心配がない
  • 保険適用の場合、価格を抑えて作ることができる
  • 治療の際に手術が必要ない
Demeritデメリット
  • 固定されるためずれる心配がない
  • 保険適用の場合、価格を抑えて作ることができる
  • 治療の際に手術が必要ない

義歯(入れ歯)

歯を失った部分を、人工の歯を用いて補う治療法です。

Meritメリット
  • 治療を短期間で行うことができる
  • 保険適用の入れ歯の場合、価格をおさえられる
Demeritデメリット
  • 天然歯と比較して、噛む力が7割〜8割になる
  • 部分入れ歯の留め具を掛けた歯に負担がかかる恐れがある
  • 保険適用の総入れ歯の場合、分厚いため食べ物の味や温度を感じづらい
  • お口に合わないと、痛かったり噛めなかったりする

インプラント

インプラントは、歯のない所に人工歯根を埋め込みかぶせ物をかぶせる治療法です。前歯の欠損から奥歯の欠損まで、幅広い症例に使います。

Meritメリット
  • 残っている歯に負担をかけない(残っている歯を守ることができる)
  • 違和感なくしっかりと噛むことができる
  • 取り外す手間がない
  • 自然で美しい口元に仕上がる
Demeritデメリット
  • 保険が適用にならないため治療費が高額になる
  • 治療期間が長くなる
  • 定期的にケアをしないと歯周病になり、抜けてしまうおそれがある
  • 骨質や持病の種類によってはできない場合がある

シミュレーションを行います

当クリニックでは、3Dコンピューターシミュレーションソフトを使用し、手術前にシミュレーションを繰り返し行っております。CTで撮影したデータを3D画像として再現し、下歯槽管神経やオトガイ孔、上顎洞などのインプラントを埋め込む箇所の血管や神経の位置を事前に把握できます。
シミュレーションにより、当日の手術がさらに正確かつ精密に行えるようになり、患者さんにより安心していただけるインプラント治療を提供できるようになりました。

骨が薄く手術を断られた方へ

歯周病で顎の骨が溶かされたり、骨吸収が起きていたりすると、骨がやせ細って薄くなってしまいます。その状態でインプラントを埋め込むと骨を突き破る恐れがあり、極端に顎の骨の量が少なくて薄い場合は、治療を断られるケースもあります。 当クリニックでしたら、骨造成の手術を先に行い、インプラントに耐えられる骨の量を確保してからの治療が可能です。他院でインプラントを断られてしまっても、諦めずに当クリニックへご相談ください。

治療の流れ

  1. Step01診査と治療計画

    問診を行った後、実際に患者さんの口腔内の状態をチェックします。さらに必要に応じてレントゲン・CT撮影を行い、顎の骨の量や厚さなどの検査も可能です。これらのデータを総合的に判断し、一人ひとりの患者さんに合わせた治療計画をご案内しております。

  2. Step02インプラント体の埋入

    インプラント体と骨が結合したら、アバットメント(支台)を装着します。

  3. Step03アバットメント(支台)の装着

    インプラント体と骨が結合したら、アバットメント(支台)を装着します。

  4. Step03人工歯の装着

    人工歯は患者さんの歯の色や形に合わせて、できるだけ自然な美しさと見た目になるように製作いたします。できあがった人工歯をアパットメントの上に取り付け、細かい調整を加えて問題がなければ治療完了です。

  5. Step03治療後の歯磨きと定期検診

    インプラントのお手入れを怠ると、インプラント周囲炎という炎症を引き起こし、歯周病と同じような状態になってしまいます。日々の歯磨きやデンタルフロスを用いたセルフケアに加えて、歯科クリニックでの定期的なメインテナンスを組み合わせ、インプラントの良好な状態を保ちましょう。

料金表

  • インプラント埋入手術 診査・オペ

    ¥220,000

  • ガイド制作

    ¥55,000

  • アバットメント・クラウン

    ¥220,000

  • 口腔内の状態に応じて以下の処置が必要な場合があります。

    ソケットプリザベーション

    ¥220,000

    骨の吸収を防止するために、抜歯の時点で人工骨などを「穴」に入れて骨を再生させる方法です。

  • リッジオーギュメンテーション

    ¥55,000

    結合組織をやせた歯肉部分に入れて歯肉を盛り上げる方法です。

  • GBR骨造成

    ¥55,000~¥100,000 (状況によって変動します)

保証期間 10年
5年までは満額保証、その後1年経過するごとに20%ずつ減少します。